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2025.06.06 NEW

平屋か2階建てで迷っている方へ不動産屋目線で解説

住宅の購入や家づくりを検討する際、

多くの方が直面する悩みの一つが「平屋 or 2階建て、どちらを選ぶべきか?」という問題です。

それぞれにメリット・デメリットがあり、ライフスタイルや将来設計に応じて選択肢が変わってきますので、

不動産目線的に比較したいポイントを詳しく解説します。

 

 

平屋と2階建て それぞれの特徴

 

平屋の特徴

 

①ワンフロアで生活が完結し、バリアフリーで老後も安心

②家事動線がシンプルで、暮らしやすさに直結

③家族間のコミュニケーションが取りやすい

 

なんといってもワンフロアしかないことであることのメリットを感じることが多いでしょう。

老後のことを考えると、階段の昇り降りは大変そう、、」

であればいっそのこと平屋のほうがいいんじゃないか?そう思われて平屋を購入される方も増えてきた印象です。

 

一方で、二階建ての特徴も見ていきましょう。

 

2階建ての特徴

 

①日当たりや眺望、収納の面で有利な設計が可能

②プライバシーを確保しやすく、家族の生活空間を分けることができる

③建築面積を抑えられるため、狭小地にも対応可能

 

家での時間や家族の空間も大切

そう思われる方には二階建てのほうがメリットを感じられることもあるでしょう。

特に2階からの眺望であったり、日差しというのは1日を明るくスタートできる一つのアイテムですし、

プライベートな空間と合わせることでおうち時間を充実した時間につなげることも可能です。

また何よりも物件の「立地を重視したい」という方には2階建てであるほうが選択肢は広がります。

平屋であれば大きな土地が必要になりますので、選択肢の幅を広げるために2階建てを検討する必要があるでしょう。

 

デメリットがないようにしたい、というお声もたくさんいただきますので

それぞれデメリットとして感じることが多いポイントも併せてご紹介します。

 

平屋を検討するにあたって押さえておきたいポイント

 

①広い土地が必要となり土地代がかかったり固定資産税が2階建てと比べ高くなることが予想される

②防犯面で2階建てに比べて不利になるなどプライバシーの確保が難しい場合がある

③屋根や外壁の面積が大きく、メンテナンス費用がかさむ可能性がある

④ワンフロアしかない分、夏の日差しをもろに受けたり、冬の冷気が直接感じられる

 

建物がワンフロアな分、横に大きいことで感じられるデメリットもあります。

特に土地の広さは十分でないと、生活空間が狭くなってしまったり使いにくい動線になってしまったり、

または隣地と近いことで日当たりが得られず湿気やカビ対策なんてこともあったりします。

防犯上の観点からも1階のほうが侵入はしやすかったり、

道路や周りから家の中の様子が伺えたりといったことも考えておく必要がありそうです。

また、屋根がすぐ上にあることで日差しの熱が直接リビングに伝わるほか、

冬場は床下からの冷気が気になる、なんてこともよく聞く話です。

こうした気にしておかなければいけないポイントも理解の上、平屋を選ぶと住み始めた後も後悔が残らないでしょう。

 

では、2階建てのほうはどうでしょうか。

 

2階建てを検討するにあたって押さえておきたいポイント

 

①階段の昇り降りが老後の負担になることがある

②水回りの配置によっては、家事動線が複雑になる

③冷暖房効率が悪くなりやすく、光熱費がかさむ可能性

④高所作業が必要になるため、メンテナンスコストがかかる可能性がある

 

よく聞かれるのはこうしたところでしょうか。

特に1番目の老後の階段の昇り降りについては、「マイホームの購入は一生に一度の買い物」というくらい

戸建を購入する際には考えておかなければいけないポイントでもあるかもしれません。

老後はリビングと1階に寝室の1部屋があると便利、と考える家庭も多いようです。

また、家事動線には注意が必要です。

 

 

2階建てor平屋どちらを選ぶ?判断基準とは

 

家族構成とライフスタイル

 

子育て世代であれば、部屋数が確保できる2階建てが便利な場合もあります。

また、家族それぞれの生活空間を確保しやすく、収納なども多く取れる2階建てが好まれる傾向にあります。

一方で買い替えなどを含む老後を見据えた住まいであれば、バリアフリー性の高い平屋が適しています。

近年ではお子様が成人され家を出ていかれた後に自宅を買い替えるなどといったニーズも増えているようですので、

家族構成に合わせて家づくりも変わるといった時代なのかもしれません。

 

土地の広さと予算

 

なかなか土地が出ない地域を希望されている場合は2階建ても視野に入れて検討するのが良いでしょう。

物件が出ないうちに、どんどんと時間は経っていきますし、その分コストや支払い期間にも影響が出てきます。

一方、郊外で広い土地を確保できる場合は平屋も現実的な選択肢になりますので、

希望の小学校区や駅近などの好立地が譲れない場合は2階建てを、そうではない場合は平屋も含めて検討ができそうです。

 

 

ALPHABETちんたい・ばいばいでは

お客様のライフスタイルや重要視するポイントに合わせてお客様に最適な住宅をご提案いたします。

また、弊社では「暮らしにお金をかけよう」の考えのもと、

福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県にてコストパフォーマンスに優れた住宅を建築・販売しています。

ぜひ、一度ご相談ください。

 

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